明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

旧年中はメモリーズ「思い出アルバム」をご愛顧いただきありがとうございました。
新しい元号を迎える本年が、皆さまにとって良い一年になりますことを、お祈り申し上げます。

皆さまのおかげで(株)メモリーズは創業3年目を迎えることができました。改めてお礼申し上げます。

この一年間、多くのみなさまのアルバムをスキャンし、ビデオをデジタル化してまいりました。たくさんの大切な思い出に光を当てなおして末永くご覧いただけるためのお手伝いです。記憶のかなたで文字通り「色褪せた」写真や、もう再生できないとあきらめかけていた貴重なホーム・ムービーが鮮やかによみがえったと、多くの喜びの声をお寄せいただきました。

また昔の思い出ばかりでなく、最近のデジカメやスマホで撮影した写真をフォトムービーやフォトブックにしてほしいというご依頼が増えたのも去年の特徴でした。「メモリーカードや携帯端末に増え続ける大量の画像データがいつか消えてしまうのではないか?」「無数の写真の中から大切なものを宝物として保存したい」という思いを強くする方が増えてきているようです。

また昨年は市民会館でのチャリティーコンサートでの音響と映画上映のお手伝いを皮切りに、フランスのシンフォニック・ロックのアルバムのPV(Promotion Video)制作、フランス車専門ガレージのWeb動画とデジタルサイネージ(電子看板)の制作、ウェディング用フォトムービー制作とビデオ撮影など、おなじみの「思い出アルバム」以外のお仕事も数多くご依頼いただきました。年末には企業のビデオ撮影とインタビューのために、愛車のフランス製ステーションワゴンの荷台一杯に機材を積み込んで北陸の福井まで往復してきました。

中にはチャレンジングなプロジェクトもありましたが、いずれもお客様の満足とお褒めの言葉を頂戴し、高品質なサービスを低価格でご提供できたと自負しています。

思えばこれまでの公私にわたるすべての経験が、こんにちの全てのお仕事につながっているような気がします。

(株)メモリーズの創業と「思い出アルバム」の商品化を決意したのは愛する両親との永遠の別れがきっかけでした。たとえ今生では二度と会えない永遠の別れでも、写真をデジタル化すればかけがえのない大切な人の面影を永遠の思い出に変えることができると気付かせてくれたのです。

小学校・中学校・高校・大学の卒業アルバムのフォトムービー作りは、それぞれの学校の同級生との再会を促し絆を深めてくれました。ながらく疎遠になっていたとしても、青春を共に過ごした仲間はなんとも懐かしくありがたいものです。

技術的なルーツは小学生から高校まで8年間所属し熱中していた放送部の部活にあります。40年来続けてきたオーディオやビデオ、Windows黎明期から自作にこだわってきたPCと、わくわくしながら楽しんできた編集ソフトなどは「思い出アルバム」と動画制作に直結しています。

ただ単に好きだからと乗り継いできた趣味のフランス車も、撮影のためのグランドツーリングと取材旅行を助けてくれる頼もしい仕事の相棒です。

これまでの人生の全ての経験が集まって、(株)メモリーズと「思い出アルバム」に収斂しているようです。

まるで人生そのものですね。

「今の自分のために過去の経験がある」というのは不遜で、おそらく傲慢な考え方です。しかし逆に「これまでの経験が今の自分を作ってくれている」と考えることができれば、日々感謝しながら生きることができます。誰かから与えられた何らかの使命のために、今の自分があるような気がします。困難や苦労は何ひとつ無駄でなく、不運と思っていた運命さえ天命と思うことができるかもしれません。

ともあれ、(株)メモリーズは今年もお客さまのお役に立つこと・ご満足いただくことを第一に、新しい仕事に取り組みバージョンアップを続けて行く決意です。お困りのことがありましたらなんなりとご相談・ご用命くださいませ。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。